センセなどがとっているポーズの詳細を説明します。まず、片手を上にむけその手に地球をのせていることをイメージします。ポーズを決めようとしている皆で世界を手のひらにのせているイメージです。手のひらを上に向けたまま手を持ち上げます。この時、手のひらにのった地球を上へ持ち上げていくことをイメージします。皆で力をあわせて、世界をよりよい状態へ動かす事を意味しています。
何を唱えるかの決まりはありません。趣旨が似ていればなんでもいいと思います。ちなみに、センセや花子さんたちは、最後に「千年後の人類のために」という言葉をいいながら手をあげています。なお、センセたちは絵になるために手をあげましたが、SNSなどに書き込むことは手をあげるのと同じ意味になると思います。
皆さんは偉人達が活躍して世界を動かしてきた歴史を学んだ事があると思います。しかし、それは真の歴史ではありません。皆さんが知っている歴史は真実とは程遠いものです。知られている歴史の中には、登場することがないたくさんの人々が重要な役割を果たし作られてきたのが人類の本当の歴史なのです。なぜ、歴史は、真実とは異なるものになっているのでしょうか?その最大の原因は「残された記録から歴史書が作られる」ことです。歴史家は過去の記録に頼って歴史を語るしか手段がありません。そう、皆さんが知っている歴史は記録が残っている人たちの歴史なのです。たとえば、皆が日本史で学ぶ卑弥呼は、記録が残っているから歴史で学ぶのです。その当時の日本に、もっと有力で重要な人物がいたかもしれませんが、記録が残っていないために歴史で語られる事がないのです。
21世紀からは歴史の在り方が根本から変わります。21世紀からは膨大な量の記録が残される事になるからです。研究者たちはインターネット上の膨大な記録を保存しています。それらが、未来の歴史家に託されるのです。そして、未来語られる歴史は真実に近づいたものとなります。全てが記録されるわけではありませんが、今までと比べると格段に真の歴史に近づきます。そう、少数の偉人たちではなく、数多くの人々によって作られた真実に近い歴史が語られるのです。インターネット上に公開で情報を発信することで歴史の登場人物となるのです。記録として残るというだけではありません。今までと違い普通の人たちが今までよりも力を持っている時代にもなっています。一昔前の新聞、テレビ、書籍などで限られた人たちが情報を発信していた時代とは異なり、現在は誰でも情報発信し他の人に影響を与えることができるようになっているからです。
壮大な話でしたから新しいNGOの立ち上げとか何か今後の展開を考えているように思われるかもしれません。申し訳ありませんが、そのような展開は著者(私)が行う事は予定していません。センセの提案を伝えるために筆をとり、それなりのお金と時間をかけてこのサイトを作りました。このサイトには広告もついておらず収益はありません。ですから、このサイトの立ち上げで一仕事を終えたと考えています。私は、センセの提案を実現するのが望ましいと信じていますが、センセの提案は数多くの人が無理ない範囲で少しずつ関わったときに実現するものだと考えています。
著者(私)が中心人物として名を名乗りムーブメントを引っ張っていくべきではと思うかもしれません。しかし、私は、このサイトで語られているムーブメントについては、中心人物はじゃま者でしかないと考えています。必要なのは、たくさんの小さなリーダーたちです。
中心人物がいるとどうしてもその人の思想に影響を受けてしまいます。 このムーブメントは、各自が思想を統一せずバラバラのまま、仲間意識だけを共有して行うべきなのです。
中心人物がいると攻撃を受けやすくなります。ムーブメントに反対する人は中心人物を攻めようとします。中心人物を口撃したり、スキャンダルをでっち上げたりするでしょう。中心人物がいる程、攻撃しやすくなるのです。もし、たくさんの小さなリーダーがいたらどうでしょう。次々と小さなリーダーが生まれたらどうでしょう。
たしかに、中心人物がいた方が立ち上げは容易になるでしょう。しかし、本当の意味で大きく広がっていくためには中心人物がじゃまになってくると思います。私はムーブメントに名前をつけることすらしません。私が命名した名前があると、そのネーミングを使う事に対する権利を後々主張できるからです。また、もしも、将来、私が登場して中心人物として力を欲したら全力で拒否して下さい。そんな事があるのは、私が狂ったか、脅されたか、何か信頼できない事情があるはずです。