価値をどう定義するかで話は変わってきます。 センセのいう「価値」は、その商品を後で転売できない状況において人々が、商品に対して持つ主観的価値です。 経済学の用語を使うなら、その商品を使う事から得られる効用です。この時、「市場価値 ≠ 価値」です。
一方、客観的価値を考え、お金のやりとり込みの価値として、「価値=市場価格」と考える立場もあります。細かな説明はしませんが、マルクス経済学でも、「価値」を、センセの使い方とは違う特殊な意味で使います。 細かな議論する際には、言葉を定義していく必要があるのですが 「価値」という言葉をどう定義するかで話が変わってくるです。 どちらが正解という事はなく言葉の使い方が違うのです。一つ前の項にあるように、「市場価値」のことを単に「価値」とよぶことが多いので、通常、この機能を「価値の尺度機能」とよばれています。