3章株式投資

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前フリ:株式投資を理解しやすくするために

太郎
太郎

センセ、何やってるんですか?

センセ
センセ

昨日の花子さんのマネをして、この偽ダイヤめって、ダイヤ入れた袋を投げたら、天井にひっかかったんだ。

太郎
太郎

もう。何やってんですか。あぁ~。俺の椅子!。勝手に使って、もらいますよ。

太郎
太郎

もう、だいたい、袋、投げるぐらいなら要らないでしょ。とらなくていいよ。

センセ
センセ

いやだよ。ダイヤは高いし、それにチョコレートも入ってたんだ。

太郎
太郎

えっ。チョコレート? どんなやつ。

センセ
センセ

(急に関心をもったな)トコパンマンのチョコレートだよ。

太郎
太郎

えぇ! 人気のトコパンマンのチョコレート。それは大変だ。

センセ
センセ

うまく袋取れたら、チョコレート半分あげるから手伝ってくれない。

太郎
太郎

本当! なら、手伝ってあげる。えっと、センセに肩車してもらうと届くかな?いや、ちょっと、足りないね。何か棒か何かあるかな。

センセ
センセ

指し棒ならあるよ。

太郎
太郎

よし。これなら何とか届きそうだよ。センセ肩車して

太郎
太郎

あと、もうちょっと。センセ、つま先立ちになって。そう。やった~。取れた。

花子
花子

(ガラッとドアを開けて入る)あれっ。あんたたち何してんの。

センセ
センセ

いや~。なんでもないよ。
(小声で)太郎くん。トコパンマンのチョコレートは後であげるからね。

花子
花子

聞こえたわよ。売切れ続出のトコパンマンのチョコレートをあげるですって! 私にもちょうだい。

センセ
センセ

ダメダメ。太郎くんは、天井にひっかかっていた袋を取るのを手伝ってくれたからあげるんだ。花子さんには絶対あげないからね。

花子
花子

太郎くん。あんたがもらうチョコを半分をよこしなさいよ。

太郎
太郎

イヤだよ。

花子
花子

かわりに、トコパンマンクッキーあげるから。

太郎
太郎

えっ。クッキー。

花子
花子

(小声で)あんた。お腹すいているでしょ。チョコは授業の後でしかもらえないけど、クッキーは今あげるから。こっそり食べなさい。

太郎
太郎

(小声で)本当。なら、OKだよ。

センセ
センセ

二人とも何ひそひそしゃべってるの? 今日の話は重要だからよく聞かないといけないよ。今日の話は、ずばり、「株式投資」だ。